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2016年7月18日月曜日

中国長江流域で大規模洪水発生

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
ササユリ



6月下旬から中国中部から南部では連続的な

豪雨に見舞われ、長江中、下流域一帯の多くの

地域が深刻な水害が多発している。

中国長江洪水対策総指揮部は7月11日、3月以降

降水量が異常に多い状況が続いたことにより、

長江流域各地で大規模な洪水が発生しており、

約4900万人以上の住民が被災し、222人の死亡・

行方不明が出ていると発表した。

現在、全国222河川が警戒水域を超えて洪水

発生しており、うち6河川では歴史的に類を見ない

大洪水となり、被害は11省に及んでいる。

その後も、洪水は収まることなく、市民生活にも

甚大な影響を与えている。

長江(揚子江)は長さが 6300km と 世界第3位で、

日本の国土面積の約5倍にも及ぶ 180 万 km2

流域面積を備える。

長江は過去にも幾度となく広範囲に洪水に見舞

われており,古くは漢代(紀元前206~後220年)から

近年の清代(1616~1911年)までの約2000年間に,

大小合わせて200回予の洪水が発生している。

清朝時代には3 ~ 5 年に1 度,中華人民共和国

成立前の20年間にはほとんど毎年水害が発生。

1998年には長江全域で大洪水が発生している。

この大洪水の原因として、専門家は気候変動の

ほかに,森林伐採による土壌流出や保水能力の

低下,人口集中による沿岸の開発,水量調節

機能を備えた湖沼の干拓などの人為的要因を

指摘し、拝金主義が横行で長期的な治水計画が

軽視されたことが大きな原因としている。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし

 健康と安心のメタボへの備えは?










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