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2016年7月5日火曜日

支援金が届かない江蘇省竜巻の被災者

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
クレマチス



6月23日、中国江蘇省の塩城市で強力な竜巻が

発生し、当局の発表では死者99人、負傷者850

人以上、8000棟以上の住宅や学校が損壊する

大きな被害が出た。

中国で過去半世紀に発生した竜巻被害の中では

最大だと報じている。

1600所帯が住宅を失い、5日経っても数万所帯が

電気、水道、ガスの供給が止まったままで途方に

くれている被災者の状況が伝えられている。

北京市民政局は、ネットなどを通じて被災者の

支援に備えて振込口座を公表し寄付を呼掛けた。

だが、期待した協力が得られず、逆に「本当に

被災者にとどくの?」とか「財を築くチャンスが

来たね」などの書き込みが集中した。

2008年の四川大地震による被災者支援のため、

一般国民や慈善団体、有名人などから寄付金額は、

652億元(約9780億円)の巨額に達した。

その後、最近になって発表された清華大学の

調査報告によれば、寄付金の約8割にあたる

501億元(約7515億円)が使途不明だという。

赤十字社をはじめ、各種の慈善団体、地方政府が

寄付金を取り込み、被災者に届いたのは僅か。

一般国民は積極的に寄付をしたくても、確実に

被災者に繋がる支援ルートが存在しないのだ。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし  

 健康と安心のメタボへの備えは?










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