6月23日、中国江蘇省の塩城市で強力な竜巻が
発生し、当局の発表では死者99人、負傷者850
人以上、8000棟以上の住宅や学校が損壊する
大きな被害が出た。
中国で過去半世紀に発生した竜巻被害の中では
最大だと報じている。
1600所帯が住宅を失い、5日経っても数万所帯が
電気、水道、ガスの供給が止まったままで途方に
くれている被災者の状況が伝えられている。
北京市民政局は、ネットなどを通じて被災者の
支援に備えて振込口座を公表し寄付を呼掛けた。
だが、期待した協力が得られず、逆に「本当に
被災者にとどくの?」とか「財を築くチャンスが
来たね」などの書き込みが集中した。
2008年の四川大地震による被災者支援のため、
一般国民や慈善団体、有名人などから寄付金額は、
652億元(約9780億円)の巨額に達した。
その後、最近になって発表された清華大学の
調査報告によれば、寄付金の約8割にあたる
501億元(約7515億円)が使途不明だという。
赤十字社をはじめ、各種の慈善団体、地方政府が
寄付金を取り込み、被災者に届いたのは僅か。
一般国民は積極的に寄付をしたくても、確実に
被災者に繋がる支援ルートが存在しないのだ。
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