環境省が発表した2016年度の全国のツキノワ
グマの出没件数が、11月末までの合計で既に、
1万7137件と2013年度以降では最多に達した。
ツキノワグマ出没件数は、生息していないと
される北海道や千葉県、九州と沖縄県を除く
37都府県の合計件数。
年度別では2013年度9133件、14年度1万5981件
15年度9597件であったのが16年度には前年の
1・8倍の1万7137件に急増している。
都府県別では、岩手県3050件、長野県1693件
京都府1423件、島根県1239件、宮城県1217件の
順に多く、人口減少が著しい東北や中国地方
などで増加傾向にある。
増加理由として、餌となる木の実が豊作で個体
数が増えたことに加え、地方の人口減少により
人里に下りてくるクマが増えたことが挙げられる。
また、人を恐れないクマも居るため、クマに
出くわさない注意や備えが必要としている。
また、16年度はヒグマを含めクマに襲われて
けがなどをした人は過去37年間で5番目に多い
合計96人だった。
4月から5月にかけて山菜取りに出かけた人が
相次いでクマに襲われる事故が発生したため
秋田・岩手両県ではクマの被害に備えた警報が
出されるなど対応に追われた。
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