ページ

2017年1月6日金曜日

北京の煙霧に耐性抗生物質の遺伝子含む

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
石上神宮



スウェーデンの大学の研究チームが、北京市の

汚染された大気・スモッグを採集して分析をした

結果、「スモッグ脅威論」に、更に拍車をかける

恐ろしさを備えている研究結果が発表された。

抗生物質や農薬などの乱用により、耐性を備え

細菌類が続々と誕生していることは周知のこと。

だが、難病への最終手段として感染症対策に

用いられる最後の切り札の抗生物質である

「カルバペネム」への抵抗性遺伝子を備えている

微小な物質が含まれていることが判った。

世界各国の汚染大気の分析比較結果から、

北京スモッグが抗生物質耐性遺伝子(ARGs)を

最も多く含んでいるという。

さらにARGsが体内に取り込まれることにより、

「将来は病原体となる」可能性も指摘されている。

ARGsは過剰な抗生物質が排出されることで、

一般的な廃水やヘドロ、製薬・化学工場の排水、

動物の排泄物などの汚染物質に多く含まれる。

ARGsが体内に取り込まれれば、肺炎や敗血症

などの治療に用いられる抗生物質の効果を

減殺させることに繋がるとともに、病原体となる

可能性すら備えているとなれば、我が国に飛来

する汚染物質は非常な脅威となる。

2017年元日早々、北京市の大気汚染指標は

563と最悪の危険レベル500超に達している。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし  

 健康と安心のメタボへの備えは?










0 件のコメント: