スウェーデンの大学の研究チームが、北京市の
汚染された大気・スモッグを採集して分析をした
結果、「スモッグ脅威論」に、更に拍車をかける
恐ろしさを備えている研究結果が発表された。
抗生物質や農薬などの乱用により、耐性を備えた
細菌類が続々と誕生していることは周知のこと。
だが、難病への最終手段として感染症対策に
用いられる最後の切り札の抗生物質である
「カルバペネム」への抵抗性遺伝子を備えている
微小な物質が含まれていることが判った。
世界各国の汚染大気の分析比較結果から、
北京スモッグが抗生物質耐性遺伝子(ARGs)を
最も多く含んでいるという。
さらにARGsが体内に取り込まれることにより、
「将来は病原体となる」可能性も指摘されている。
ARGsは過剰な抗生物質が排出されることで、
一般的な廃水やヘドロ、製薬・化学工場の排水、
動物の排泄物などの汚染物質に多く含まれる。
ARGsが体内に取り込まれれば、肺炎や敗血症
などの治療に用いられる抗生物質の効果を
減殺させることに繋がるとともに、病原体となる
可能性すら備えているとなれば、我が国に飛来
する汚染物質は非常な脅威となる。
2017年元日早々、北京市の大気汚染指標は
563と最悪の危険レベル500超に達している。
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