2015年にインドネシアで中国から輸入されている
コメを調査した際に、水道パイプや床タイル、
食品包装にも使用されるラップなどの原料と
使用されるポリ塩化ビニル成分を検出した。
精査した結果、コメに似せてビニルで造られた
偽装米が混入されていることが判明した。
インドネシア政府は、当然のことながら中国側に
厳重な抗議を行い、大きな問題となった。
一方、中国は輸出した事実はないと否定。
折からインドネシアではコメが不足気味で市場
価格が高騰していたので、国民の怒りは沸騰。
偽装米は、ジャガイモやサツマイモのデンプンを
溶解した塩ビ製品と混合して固めて、白米の
外観を備えた偽装米を造って、混入させていた。
中国国内では、10年以上も前から国内市場で
プラスチック米は流通しており、事態を憂慮した
政府は排除に備えて取締まりを強化したため、
行き場の無くなった偽装米が密輸出されたのだ。
2016年12月、クリスマスや新年を前にコメの
価格が急騰しているナイジェリアで、再び中国
から密輸されたプラスチック米が摘発された。
中国国内では、製造から流通まで大きな組織を
備えた偽造グループが依然として暗躍している。
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