2016年12月28日の茨城県北部地震を予測した
もう一人の地震学者は、東京大名誉教授村井
俊治氏で、氏が立ち上げた民間会社「地震科学
探査機構(JESEA)」が実施している地震予測。
地上約2万Kmを周回するGNSS(衛星測位シス
テム)のデータを利用して地震発生を予測する。
国土地理院が公表する全国約1300ヶ所の電子
基準点でどのような地殻変動が起きているかを
観測したデータから、地面が大きく沈むなどの
異常変動を突き止めることで、巨大地震発生が
予測される地域を特定している。
人間が風邪による発熱前に悪寒がするなどの
前触れがあるように、巨大地震が起きる前にも
地面がビクッと動くのを捉えて予測に結び付ける。
2000~07年に起きたM6以上の地震162個を
追跡調査した結果、すべての地震の発生前に、
地殻の異常変動が起きていたという。
村井氏は12月~来年1月にかけて、南関東で
大きな地震が発生する可能性が極めて高い、と
地震発生を予測くしていた。
その他に、危険性の高まっている場所として
指摘されているのは、北茨城と筑波の間の
高低差が大きくなっているほか、房総半島の
銚子と館山の間の格差も広がっている。
伊豆半島や駿河湾沿岸付近にも沈降が確認
されていることなどから『南関東がおかしい』と
判断せざるをえない、としている。
西日本では、「レベル4」の四国も危険な兆候が
みられ、「高知県の室戸岬、足摺岬などの動きが
おかしく、沈降が進み、水平方向の動きも周囲と
異なる動きを見せている、と警告している。
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