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2017年6月15日木曜日

「ナガミヒナゲシ」は駆除しろの掲示

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
ギンリョウソウ



5月の連休ごろから、今年も路傍のあち

こちで小さなヒナゲシが咲き始めていた。

ピンクがかった淡いオレンジ色の可憐

さを備えたナガミヒナゲシだ。

印象派の巨匠クロード・モネが描いた

「アルジャントゥイユのひなげし」では

ヒナゲシが咲き乱れる野道を母と娘が

歩いている姿が描かれ、娘の手には

摘まれた花があるほのぼのとした絵だ。

だが、街の掲示板には、路傍のヒナ

ゲシを見つけ次第、摘み取り、種子は

絶対に散逸しないよう処分しろとある。

ナガミヒナゲシは1つの個体で最大

16万粒ほどの種を放出する猛烈な繁殖

力を備えているため、このまま放置

すれば全国の路傍や野原が占拠されて

しまうことを危惧してのことだ。

ナガミヒナゲシは、地中海沿岸原産の

ケシ科の一年草で、昭和36年(1961年)に

東京都で最初に見つかって以降、今では

ほぼ全国に広がってしまっているという。

ナガミヒナゲシは、特定外来生物に

指定されておらず、今では帰化植物の

代表格に収まってしまっている。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし  

 健康と安心のメタボへの備えは?





ナガミヒナゲシ









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