5月26日に神戸港で陸揚げされ尼崎市に
運ばれた中国の広東省からのコンテナの
中から、猛毒を備えた数百匹以上の
ヒアリが国内で初めて見つかり大騒動に。
これを受けて、神戸市などが周辺のコン
テナー置き場や道路などで緊急調査を
実施し、トラップなども設置した。
6月21日には、ヒアリが見つかった人工
島ポートアイランドにある神戸港のコン
テナヤードで、ヒアリと同様に強い
毒液を備えた南米原産の毒アリ｢アカ
カミアリ｣約100匹が見つかった。
環境省によると、アカカミアリは国内
では過去に港で貨物船のコンテナ内から
発見された例はあるが、屋外で見つ
かったのは離島以外では初めてのこと。
アカカミアリは赤茶色で体長3～8ｍｍ。
外見はヒアリとよく似ている。
これらの外来種のアリは、在来種の
アリを駆逐して生息域を拡大する強い
繁殖力を備えているため、早期に駆除
対策を立ち上げる必要がある。
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