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2017年6月3日土曜日

北京市は砂漠都市に

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
ギンリョウソウ



5月4日、北京市はPM10濃度が2000㎍を

超える煙霧・黄砂に見舞われ、移動が不可能な

状況になった。

降砂量が30~40万トンとの推計も。

2015年4月以降で最も深刻な汚染で、WHO

環境基準値の100倍に相当する汚染濃度に。

黄砂は、新疆や内蒙古地域の黄土地帯で

巻き上げられた土壌が黄砂となって飛来。

北京市域でも、黄砂が天から降ってくる

状況になり、積ることも少なくない。

押し寄せる黄土の波は、北京市郊外まで迫り

北京市の遷都も課題に。

加速する砂漠化の大きな原因として、無秩序で

杜撰なインフラ開発や開墾と放牧がある。

インフラ開発に備えた過剰な伐採や開墾が

原因の6割以上にも達し、経済発展のツケに。

加えて、内陸の湖沼面積は縮小し、河川の

水枯れによる「断流」が随所に発生。

市民の重要な生活用水供給の役割を備え

いた市内の河川のうち、既に21河川が枯渇。

奥地の新疆のタリム河農業用水ですら水量が

97%減少し、内蒙古でも湖沼が30%も減少。

飲料水を地下水に頼る都市部では、地下

水位が年々低下し、7割の都市が飲料用水

確保に苦労する。

北京市では、飲料用に備えた水資源の絶対

量が不足しており、すでに砂漠都市の様相。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし  

 健康と安心のメタボへの備えは?










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