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2017年6月21日水曜日

毒アリ 「ヒアリ」国内で初確認

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
テッセン



環境省は6月13日、強い毒を持つ外来

種のアリの「ヒアリ」を国内で初確認

したと発表し、衝撃が走っている。

先月26日、尼崎市で中国から到着した

コンテナから、猛毒を備えた外来種の

ヒアリ(火蟻)の成虫や卵を発見した。

南米原産のこのヒアリは、既に欧米の

先進国では発見されており、日本だけは

未発見だったが、早晩侵入が予測されて

いたが、今回現物が確認されたことで

既に、輸入貨物に紛れ込んで、国内に

侵入し、生息している可能性を備える。

北米では、ヒアリに刺された被害者が

毎年8万人ほどいて、100人ほどの死者が

発生している殺人アリ、サイレント

キラーと呼ばれている。

ヒアリは赤茶色で体長2・5~6mm。

極めて強い毒針を尻に持ち、人間を含む

さまざまな動物を何度も刺す高い攻撃

性を備えている。

刺されると、かゆみや動悸などを引き

起こし、アナフィラキシーショックに

より死亡することがある。

1995年に、輸入された南洋材と共に

入ってきて、大阪府の各所で生息が

確認されて大騒ぎになったセアカゴケ

グモも、既に国内各地に広がっている。

特に、ヒアリは公園などの地上で活動

するため、格段の対策が必要だ。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし  

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