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2017年6月7日水曜日

隕石衝突の国際会議PDCが閉会

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
瓊花 唐招提寺



隕石衝突に備えた国際会議PDCが5月

19日から東京で開催された。

国際宇宙航行アカデミー(IAA)が主催し、

会議のテーマは、2017年3月6日地球に

接近する小惑星(2017PDC)が発見される。

10 年後の2027年7月21日に、4万分の1

程度の確率で地球衝突の可能性を備え

おり、衝突回避対策が課題。

発見後のデータの増加で、会議の開催

時の5月15日には、確率は約1%に達する。

2017 PDCのサイズは100~250m程度。

推定では、直径100mの小惑星が地球に

衝突した場合、直径1・4kmのクレー

ターが出来、落下地点から5km離れた

場所では、震度4程度の地震が発生する。

衝突から15・2秒後に風速178mもの大

暴風が吹き荒れ、建物が軒並み倒壊。

衝突危険地帯は東北端の北太平洋から、

日本の東京、韓国・中国などのアジア

各国からヨーロッパに及ぶ。

もし、霞が関に落下すれば日本はマヒ。

出席者は、破壊方法や引力による誘導

策など様々な対応策を模索し検討した。

このした中で、今年6月23日に、プエル

トリコに巨大小惑星「3BC2017」が落下

する可能性が報じられており、また、

今年後半には2011年に打ち上げられた

中国の宇宙ステーション「天宮一号」が

地球に落下する可能性も備える。

NASAが、小惑星発見のプロジェクトに

投入する予算を2009年の400万ドル(約

4億3000万円)から4000万ドル(約43億

円)へと10倍も増やしたことで、NASAは

既に小惑星衝突など何か確証を得ている

のではないかとの疑心暗鬼も。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし  

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