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2017年6月17日土曜日

砂浜が消える 海浜も河岸も砂不足 

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
兼六園菊桜



海水浴シーズンが近づいて来て、地元

では受け入れに備えた準備も始まった。

全国各地にあった美しい砂浜の海水

浴場も、最近では海辺の砂の流出で

多くの海水浴場が閉鎖に追い込まれた。

台風による大波や海流の変化によるもの

だけでなく、河川の護岸の影響で海に

運ばれてくる砂が減少した影響も。

和歌山県の白浜の白良浜は煌めく白砂で

有名だったが、砂の流出で浜が痩せた

ため、再生に備え今では遠くオースト

ラリアから、似た砂を輸入して補充。

一方、陸では建築用の川砂の供給は

日本国内からは困難で輸入に頼っている。

輸出国であった中国は、国内の急速な

建築ラッシュで、瞬く間に砂不足に。

中国国内最大の淡水湖の鄱陽湖では

上流に建造された三峡ダムの影響で

水量が激減し、湖水面積が3900Km2

から200Km2に減少。

干上がった湖岸部は格好の砂の供給地と

なり砂の無軌道は採取の結果、一帯は

砂漠化し、更に湖水は汚水流入で汚れ、

美しさを備えていた鄱陽湖は死の湖化。

中国やシンガポールの砂採取で、カン

ボジアなど東南アジア諸国の自然環境は

損なわれ、砂の輸出禁止国も増加。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし  

 健康と安心のメタボへの備えは?










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