世界銀行の発表では、2013年時点で、1日
1・9ドル以下で暮らす「極度の貧困層」が世界
全体で7億6700万人に上り、全人口の10・7
%を占めるとの推計を発表した。
貧困撲滅に備えた取組みを始めた世界最多の
貧困人口を抱える中国や、インドネシア、
インドなどの状況改善が寄与して、極度の
貧困層の割合は減少傾向が続いており、20
02年には15億人超だったが、10年ほどで半減。
中国は、貧困ラインを年間収入2300元(約3万
9100円)に定めており、世界銀行が2015年に
新たに設定した1日1・9ドル未満(年間計算で
693.5ドル、約7万8366円)の国際貧困ライン
基準の半分しかない。
中国は、貧困人口の実態を公にしたことは
ないが、李克強首相は2015年3月に、「世界
銀行の貧困ラインに基づけば、中国の貧困
人口は2億人だ」と発言している。
専門家は、中国当局が設定している2300元の
貧困ラインから推計して、実際の中国の貧困
人口は2億人超であることは明らかだとする。
中国当局は、貧困撲滅に備えて「2020年までに
貧困人口をゼロに」する目標を掲げている。 備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
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