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2018年1月30日火曜日

中國 「二人っ子政策」でも出生が増えず

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
ネ リ ネ



急激な人口増加の抑制に備えて、1979年に

導入された「一人っ子政策」は廃止されて、

2016年1月1日から正式に「全面的な二人っ子

政策」が施行され、2人目の出産が認められた。

国家統計局の報告では、2017年の年間出生

数は1723万人で、全人口に対する出生率は

1・24%、また、二人っ子政策を開始した20

16年の年間出生数は1786万人で前年と比べて

131万人増加、出生率は12・9%だった。

党中央は、急激な高齢化による国力減衰阻止に

備えた一人っ子政策の廃止と、二人っ子政策

への転換ではあったが、政策の施行後も当局が

期待した出生率の急激な上昇や人口増加は

見られず、社会が抱える高齢化問題について、

専門家は「多少和らげる程度の作用しかない」

との冷めた見方を示している。

北京大学の調査では、「すべての夫婦に二人

目の子どもを持つことが認められたが、所謂

ベビーブームは起きていない」と指摘。

新政策が導入された後に、北京や遼寧省など

10省の15歳までの子どもを持つ親を対象に、

2016年4月から半年かけて調査を行った。

調査結果では、二人目の出産を望む親は僅か

20・5%に止まり、53・3%は二人目を望まない

との否定的な考え方だった。

地方都市でも、大差がなく楽観的な見方は

許されないとし、全国の合計特殊出生率は

1・5程度とされ、人口の減少傾向は不可避だ。

若年層からは、子供1人ですら養えないのに、

とか、子供が生まれれば生活水準が下がる、

学校も医療機関も増えていないと不満が充満。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし  

 健康と安心のメタボへの備えは?










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