約7100万年~8000万年前に生息していた
恐竜の体温は、哺乳類のように恒温動物だった
のか、または多くの爬虫類のように変温動物
だったのか、長年議論が続いていた。
この程、母親恐竜の体内温度を知る画期的な
手法が採用され、体温が判明した。
卵殻の主成分である炭酸カルシウムに含れる
希少な同位元素(アイソトープ)の炭素13と
酸素18の性質を分析した。
これらの同位元素は、温度が低いほど、より
密に凝集する傾向を備えている。
研究チームは、アルゼンチンとモンゴルの
ゴビ砂漠で発掘された2種類の恐竜の化石化
した卵19個の卵殻の化学組成を調べた。
分析結果は、ティタノサウルスの母親恐竜の
体温は、約38度と健康な人間の体温の37度に
近い体温を備えていたことが判明した。
ティタノサウルスより体が小さいオビラプ
トル科の恐竜は、32度未満と低い体温だった
可能性が高いとしている。
また、モンゴルの営巣地の周囲で見つかった
化石化した土の当時の温度は約26度だったと
推定されることから、この恐竜は周囲の気温
よりは高い体温を備えていたことも判明した。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
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