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2018年1月27日土曜日

EU  プラスチック課税を新設方針

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
山  茶 花



欧州連合(EU)欧州委員会は1月10日、英国の

EU離脱後に生じるEU予算の穴埋めに備え

プラスチックの容器や包装材に対する課税を

検討していることが明らかになった。

7年間の次期中期予算の期間が始まる2021年

までには導入する方針。

英離脱によって発生する予算不足額は、年間

120億ユーロ(約1兆6千億円)超に達する。

プラスチック包装材への新税が導入目的は、

予算額不足に備えたもの。

新税の導入で、どの程度の財源確保が可能

かは不明。

また、EU当局は新税の導入がプラスチック

包装材の削減につながり、環境対策として

有効性を備えていると強調している。

専門家は、現在、年間に少なくとも約800万

トンのプラスチックごみが世界中の海へ流出

していると推定しており、海洋汚染による

生態系への悪影響が懸念されていることから、

プラスチック包装材への課税はごみ削減に

貢献するとしている。

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