ページ

2018年1月6日土曜日

甲状腺機能低下が深刻な病気につながる

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
おん祭り



我々の咽喉の近くにある甲状腺に対しては、

普段はあまり気をかけることはない。

だが、日本人のうち700万人が甲状腺の病気に

罹っているが、その中の過半の500万人が

病気に気付いていないという。

甲状腺は、脳からの指示でホルモンを全身の

60兆個ともいわれる細胞に命令を伝達する。

運ばれる甲状腺ホルモンが多すぎると、それ

ぞれの器官で細胞が過剰に活動して、動悸、

多汗、下痢、疲れ、イライラ、体重の減少

などの症状がでる。

これが「バセドウ氏病」。

また、甲状腺ホルモンが少なすぎると、それ

ぞれの器官の働きが低下するため、心拍が

遅くなる、冷え性、便秘、頭がボーッとする、

体重の増加という症状になる。

この病気を「機能低下症」と呼ぶ。

甲状腺機能低下症の場合は、急激に血液中の

コレステロール値が上昇し、放置すれば動脈

硬化が進み、心臓病、脳卒中に繋がることに。

甲状腺ホルモンの分泌に異常が起こる原因は、

本来は細菌やウイルスから体を守るための

免疫細胞が間違って甲状腺を刺激することで

その刺激を甲状腺が脳からの命令を勘違い

して過剰分泌したり、また免疫細胞の過剰な

刺激で甲状腺が傷つき、機能が低下して

分泌量が減少することによる。

バセドウ病の治療薬は、甲状腺ホルモンの

作り過ぎを抑制し、ホルモンのTSH、FT4や

さらに免疫細胞の活動状態を定期的に検査

しながら薬の量を調整して症状の改善を図る。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし  

 健康と安心のメタボへの備えは?










0 件のコメント: