ドイツでは70都市で、大気汚染が国の基準値を
超えており、国民の不満が高まっている。
ディーゼルエンジンは、ドイツ人のルドルフ
・ディーゼルが発明したエンジンで、ドイツ
国民にとっては国の誇る発明人である。
ドイツ政府と自動車業界は、ディーゼル車を
燃費がよく環境にも優しさを備えた「クリーン
ディーゼル」として普及を推し進めて来た。
ドイツ製のディーゼルエンジンを搭載した車は、
世界的にも信頼を得て、ドイツ国内のシェアは
ガソリン車を凌いで5割を超えていた。
だが、2015年にフォルクスワーゲンが長年に
わたり、ディーゼル車の排ガスが国の基準値を
超えていることを隠ぺいする不正が発覚して
からは、ディーゼル車の販売シェアは、年を
追うごとに低下し、2017年にはディーゼル車の
シェアは38・8%にまで落ち込んでしまった。
今年2月に、ライプチヒの裁判所が、国内の
各都市は大気汚染対策のためディーゼル車の
走行を禁じることができるとする判決を下した。
これを受けて、ハンブルグ市は5月31日から
市内でディーゼル車の走行の禁止に踏み切った。
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