4月下旬に、カリフォルニア州ロサンゼルスの
スーパーマーケットに陳列されたロメイン
レタスが感染源となった腸管出血性大腸菌
O157による感染患者数が増え続けている。
5月3日に、米疾病対策センター(CDC)は西部
アリゾナ州ユマ産のロメインレタスが感染源と
断定して、注意を呼び掛けた。
CDCの発表で、カリフォルニア、アイダホ
などの西部や、ニューヨーク、ニュージャー
ジー、ペンシルベニアなど東部諸州を含む
計25州で120人以上が腹痛を訴え、そのうち
少なくとも52人が腎機能障害を起こして入院。
その後も、感染拡大は止まらず、6月初めには
35州に拡大し、死者もカリフォルニア州で
最初の死者が出て以降、中西部のミネソタ州の
2人、東部のNY州と南部のアーカンソー州の
各1人ずつの計5人となった。
患者数は約200人が腹痛などを訴え、少なく
とも約90人が腎機能障害などで入院した。
非常に強い毒力を備えたベロ毒素を産生する
大腸菌の一種のO157は、日本では全国各地で
ゲリラ的に散発するおなじみの食中毒。
発生源が確認されている食中毒が、広大な
アメリカ本土で、西海岸から東海岸まで
拡散しているのは異常でもある。
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