6月3日、グアテマラの首都のグアテマラ
シティーの南西およそ40Kmのフエゴ火山
(3763m)が噴火して、発生した火砕流により
300人を超える死者・行方不明者を出した。
6月10日現在、111人の死者が確認されたが、
死者の9割は火砕流による焼死だった。
行方不明者も、多くは火山灰や火砕流に伴う
岩石や灰に埋まっており、大半が焼死して
いると推定されている。
グアテマラの太平洋岸にはいくつもの火山が
並んでおり、その中でも最も活発に噴火を
繰り返しているのがフエゴ火山。
1974年の噴火でも火砕流が発生し、1977年
~79年の噴火では、溶岩ドームが形成された。
また、2002年の噴火以降は、毎年のように
噴火を繰り返している。
日本では、1991年6月、雲仙普賢岳で発生した
火砕流では、報道陣を中心に43人が犠牲に。
火砕流は、200度を超える火山灰や噴出物が
時速100Kmを超えるスピードで斜面を流れ
下り、一瞬にして焼き尽くし埋め尽くす。
急な斜面の場合は、流れて来るではなく、
落ちて来るの感覚だろう。
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