中国では、環境汚染対策に備えたごみ資源の
輸入が2018年から禁止された。
最も大きな影響が出たのがプラスチックごみ。
中国は、世界の年間約1,500万トンの廃プラス
チックごみのうち、2016年には約半分の
730万トンを輸入していたが、この膨大な量の
ゴミが行き場を失ってしまった。
EU諸国や韓国などでは、行き場のなくなった
廃プラゴミが倉庫や港に山積みされている。
日本では、年間約900万トンの廃プラゴミが
出ており、内140万トンほどが輸出されて来た。
日本のゴミは比較的よく分別され、高い品質を
備えているため、東南アジアでの受け入れ先の
新規開拓が比較的に容易だとされる。
廃プラのリサイクルでは、一つ目は溶解して
もう一度コンテナーや建築資材に再生する。
二つ目は、化学的に分解して化学原料に再生。
モノマー化、ガス化、油化などの方法がある。
三つめは、燃やして燃料にすること。
焼却して、熱エネルギーとして回収する方法や
固形燃料にして、工場や発電所のボイラー
燃料として利用する方法がある。
家庭から出されるプラゴミは、生ごみなどと
共に混焼して処理する自治体が増えている。
燃焼温度の調整に備えた技術や焼却炉の性能
にもよるが、この方法が主流になりつつある。
厳しい分別基準を義務化している自治体もある。
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