静岡県伊東市宇佐美の遺跡で、標高7・8mの
場所で15世紀の津波堆積層が確認されている。
宇佐美の遺跡は、白石洞穴遺跡と同様に相模
湾に面して存在しており、南海トラフ地震で
動いた駿河湾トラフからは伊豆半島を隔てて
東側に存在する。
半島を回り込んで8mもの大津波が襲うことは
考えにくいことから、鎌倉大仏を露座させ、
江の島を沈降させたのは、1495年に相模
トラフを震源とする大地震があったことが
確認された。
1495年(明応4年)に、相模トラフを震源とする
地震が発生し、3年後の1498年(明応7年)に
東海、東南海、南海の3つの地震の連動する
南海トラフ大地震が発生した。
1703年(元禄16年)に、元禄関東地震が発生
した後、4年後の1707年(宝永4年)に南海トラフ
大地震の宝永地震が発生している。
最近、三浦半島で明応地震の約200年前の
1293年(正応6年)に、鎌倉周辺を震源とする
M7級の地震があり、この地震による津波の
痕跡が見つかっている。
相模湾北部を震源とした大正関東地震(1923年)
まで、1293年、1495年、1703年更に1923年と
四つの地震が、相模トラフを震源として、ほぼ
200年間隔で起きたことになる。
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