韓国内の東部を南北に流れる国内最大の川が
洛東江で、河口に釜山が位置する。
流域の1000万人以上の人々の水源となって
いるこの川が深刻な汚染で問題化している。
2年前に、学会や市民団体からなる「4大河川
調査委員会」が、流域の3ヶ所に設けられた
深さ9〜11mの水深の堰の水質を調査した。
その結果、生物化学的酸素要求量(BOD)濃度や
化学的酸素要求量(COD)の濃度は異常値を示し、
堰の深層水には溶存酸素(DO)もなく、魚が
生存できる環境を備えていないことが判明。
毎年、緑藻が発生し、水質の腐敗が進み、
川底はヘドロが堆積している状態だった。
李明博が大統領だった時代に、国内の4大
河川の大規模な改修に備えて22兆ウォン(約
2兆2千億円)もの巨額の国費を投入した。
だが、河岸をコンクリートで固め、各所に
大きな堰を設けた土木工事に終わり、河川
環境は著しく悪化した。
元来、川はゴミや糞尿を始末する場所としか
考えない国民意識の低さのため、河川は汚水
水槽となってしまったのだ。
水資源公社は、上水を取水するときは上澄み
水を取っているから安全性を備えているとし、
文在寅はアオコ発生を防ぐため、水門を開けて
溜っている汚染水を流してしまえと指示。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
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