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2019年6月14日金曜日

韓国 洛東江が汚水溜めに 汚染が深刻化

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
男綱 明日香村稲渕



韓国内の東部を南北に流れる国内最大の川が

洛東江で、河口に釜山が位置する。

流域の1000万人以上の人々の水源となって

いるこの川が深刻な汚染で問題化している。

2年前に、学会や市民団体からなる「4大河川

調査委員会」が、流域の3ヶ所に設けられた

深さ9〜11mの水深の堰の水質を調査した。

その結果、生物化学的酸素要求量(BOD)濃度や

化学的酸素要求量(COD)の濃度は異常値を示し、

堰の深層水には溶存酸素(DO)もなく、魚が

生存できる環境を備えていないことが判明。

毎年、緑藻が発生し、水質の腐敗が進み、

川底はヘドロが堆積している状態だった。

李明博が大統領だった時代に、国内の4大

河川の大規模な改修に備えて22兆ウォン(約

2兆2千億円)もの巨額の国費を投入した。

だが、河岸をコンクリートで固め、各所に

大きな堰を設けた土木工事に終わり、河川

環境は著しく悪化した。

元来、川はゴミや糞尿を始末する場所としか

考えない国民意識の低さのため、河川は汚水

水槽となってしまったのだ。

水資源公社は、上水を取水するときは上澄み

水を取っているから安全性を備えているとし、

文在寅はアオコ発生を防ぐため、水門を開けて

溜っている汚染水を流してしまえと指示。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし

 健康と安心のメタボへの備えは?










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