中国農業農村部は4月19日、海南省でアフリカ
豚コレラの発生が確認されたと発表した。
この発表により、アフリカ豚コレラは2018年
8月に遼寧省瀋陽市で最初に感染が確認されて
から、わずか8ヶ月で広大な中国国内全土、
31省・自治区・直轄市全てに感染が拡大。
国際獣疫事務局(OIE)によると、感染した動物
には、高熱、下痢、元気消失、食欲不振、
皮下出血といった症状が出て、感染後、数日で
死亡するケースが多いが、現在ワクチンや
治療法はなく、感染拡大阻止に備えるには
感染した豚や感染予防の殺処分しかない。
中国では、感染拡大阻止には、2019年度内に
中国の飼育総数の3分の1 に相当するおよそ
2億頭を殺処分することになると予測される。
中国は、ブタの世界最大の生産国であると共に
消費国であり、食材として豚肉は日常生活で
欠かすことが出来ないため、豚肉の供給不足や
価格の高騰は、国民の不満が最大化する事態で
あるため、政府は供給と価格の安定化に備えて
最大限の注意を払う必要がある。
このため、既に世界からの豚肉だけでなく
牛肉や鶏肉の爆買いが始まっている。
特に、豚肉の今後の価格高騰は避けられない。
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