2017年に行われた中国の大学の研究チームの
調査報告では、都市部の住宅のうち空き家は
約22%にのぼり、戸数は5000万戸を超える。
都市部に林立する高層住宅の5戸に1戸以上が
空き室になっていることになる。
最近は、販売中止や建設工事が中断し、放置
されている建設現場も出てきたようだ。
投入資金回収に備えた換金売りが盛んなよう
だが、採算が合わなくなって考えられない
ような手抜きや粗悪な危険な建物も出現。
一方で、北京や上海、深圳での賃貸物件では
家賃が高騰し、高止まりのためワンルーム
マンションを借りた場合、家賃が収入金額の
約6割を占める事態になっているという。
統計局の報告では、平均的な収入との比較では
最大で9割にも達する場所もあるようだ。
地方政府が財政収入増に備えた土地の払下げ
価格の無茶なつり上げが招いた結果だ。
世界に例も見ない空き家率の高さの一方で、
高い家賃に追われる都市住民はより離れた
郊外地に追い出されたり、ルームシェアで
防戦を強いられているようだが、不動産市場は
亀裂が深まるばかりで不安が募って行く。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
0 件のコメント:
コメントを投稿