1月には、15ヶ月ぶりに輸出額が前年同月比で
プラスになったのも束の間、2月には再び
大きく落ち込んでしまった。
韓国は、旧正月で祝うので日割りで輸出額を
比較しているが、その結果は11・7%減。
特に、輸出の四分の一を依存する中国向けは
更に大きく、21%減と大きな落ち込みになった。
武漢肺炎の影響で、春節休暇後も工場の操業
再開がずれ込んでいることの影響が大きい。
日本同様に、部品の調達を中国に頼っている
国にとっては、製品化ができず販売も不可能だ。
この結果、自動車が16・6%減、ディスプレーが
21・8%減と輸出が急落した。
産業通商資源部長官は、SARS発生当時よりも
中国の経済規模と韓国の対中輸出依存度が
拡大していることから、武漢肺炎の影響は
当時より大きくなると述べている。
他方、頼みの半導体は、需要の回復と価格の
上昇が見られて、好転しているのが明るい。
人口比では、中国以上に武漢肺炎の感染者
比率が高く、更に感染が全土に拡大する
可能性を備えているだけに、生産活動にも
影響が避けられず、3月の輸出回復は一段と
厳しくなりそうだ。
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