中国の研究チームの報告では、103例の
ウイルスの遺伝子を分析した結果、このうち
101例が「L型」と「S型」の2つの型に
分類できたという。
「L型」はこのうち70%を占めて「S型」に
比べて感染力が強く、攻撃的で、「S型」は
コウモリ由来のウイルスに近い特徴を備えて
おり、「L型」より古い型とみられるとする。
また、中国での多くの患者は1つの型にしか
感染していないが、湖北省・武漢に旅行歴の
あるアメリカの患者など2人は、両方の型に
感染した可能性があると報告している。
3月2日に、ブラジル保健省が発表した最新
データによれば、ブラジルに居る2人の感染
確定者のうちの1人は、ドイツで見つかった
ウイルスに類似し、もう1人は英国で見つ
かったウイルスにより類似していることを
ブラジルの研究者が報告している。
この2人の患者はいずれも、今年2月にイタ
リアで感染した後ブラジルに帰国している。
専門家は、この2人は中国で見つかった感染
者とは異なるウィルス感染者としている。
中国の研究チームによる最新の報告では、
新型コロナウイルスには、149の変異点が
発生するとともに、L亜型とS亜型に分かれる。
L亜型とS亜型の感染力や症状の程度には、
大きな差が存在する可能性がある。
S亜型は相対的に古いバージョンで、L亜型は
より攻撃的で、より強い感染力を備えている。
イタリアなどで流行している、新型コロナ
ウイルスが、まさにこれらの亜型である。
変異後の異なる新型コロナウイルス感染では、
症状の特徴に差が存在する。
例えば中国のウイルスの致死率は2%だが、
イタリアでは高い致死率になっている。
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