子どもの感染例は少なく、症状も比較的軽く、
19歳未満の感染者は全体の2.4%に止まり、
重症化する人はごくわずかだった。
子どもの感染について報告書は、多くが家庭
内での濃厚接触者を調べる過程で見つかったと
したうえで、聞き取りの範囲では、子どもから
大人に感染したとする話はなかったと指摘。
一方、5万5924人の感染者のうち死亡したのは
2114人で、全体の致死率は3.8%だった。
致死率は高齢になるほど高く、80歳を超えた
感染者の致死率は21.9%と5人に1人に上る。
特に、合併症の患者は致死率が高く、
▽循環器の病気がある人は13.2%、
▽糖尿病が9.2%、
▽高血圧が8.4%、
▽慢性の呼吸器の病気が8.0%、
▽がんが7.6%となっているの。
また、感染拡大が最も深刻な湖北省武漢は、
致死率が5.8%なのに対し、その他の地域では、
0.7%と大きな差が出ている。
更に、2020年1月1日から10日までに発病した
患者の致死率は17.3%となっているのに対し、
2月1日以降に発病した患者の致死率は0.7%と
低く感染拡大に伴って医療水準が向上した
結果だと分析している。
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