3月17日に、イタリア国内の新型コロナウィ
ルスの感染者数が３万人を超えた。
３月10日に、感染者数が1万人を超え、政府は
感染の拡散阻止に備えて、イタリア全土に
移動制限を実施した。
全土で人の移動が止まってから1週間。
感染者数は3倍になり、死者数は631人から
2503人と、ほぼ4倍となり死者の増加が目立つ。
感染患者が集中しているイタリア北部では、
病院のベッドも、治療に当たる医師の人数も
限られており、医療崩壊が起こっている。
患者数の急増で、多くの患者が自宅での隔離を
強いられており、病院に搬送されてきた患者の
多くは肺炎が悪化して、重篤化している患者が
多いと病院の管理者が述べている。
感染防止のために、できる限り自宅での隔離を
行っていることが、結果として患者を重篤化
させ、死者数の上昇に結び付いているとする。
特に、日本に次ぐ世界第二位の高齢化国家で
あるため、高齢者の死亡率の高さに繋がる。
死亡率は、10日間で6･2％から、7･9％にまで
急伸している。
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