アメリカ疾病対策センター(CDC)は3月2日、
国内で見つかった新型コロナウイルスの患者
数が43人になったと発表した。
西海岸のワシントン州では、高齢者の介護
施設で入居者が相次いで感染し、死者も出た
ことから、州知事が非常事態宣言を出した。
また、東海岸でもニューヨーク州やロード
アイランド州、南部のフロリダ州からも、
それぞれ州内で初めてとなる感染者が出た。
米国では、余り騒がれていないがB型を中心に
季節性のインフルエンザによる死者が既に
12000人を超えていると報じられている。
この死者の中に、武漢肺炎による死者が居るの
ではないかととの疑問を呈されている。
これに対して米国の専門家は、1例、2例位は
インフルエンザに紛れて臨床診断されている
可能性は否定しないが、いくら新型コロナ
ウイルス感染症とインフルエンザの初期症状が
似ているからといって、経過や画像所見が
異なるから、インフルエンザの症状と異なる
経過や画像に気づかないことはない。
武漢の例では、病院に41人が収容されていた
時点で新型の肺炎であることに気付いている。
死者が12000人となれば、日本人は非常に多い
人数だと驚くが、過去10年で最も死者数の
多いのは、2017/2018シーズンで61000人、
昨シーズンの2018/2019で34000人だった。
2010/2011シーズン以降、毎シーズン、イン
フルエンザの死者数が10000人を超えている。
今シーズンのインフルエンザによる死者は
増加の傾向からは、昨シーズンを超えることは
あっても、過去10年来で最大にはならない。
むしろ、新型コロナウィルスの感染拡大による
経済活動や市民生活への影響の大きさを
備えて、対策の強化に注力している。
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