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2021年1月19日火曜日

宣言10日目を前に東京2000人超全国7100人

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
大仏池  東大寺



1月7日に、政府はやっと、首都圏1都3県に

非常事態宣言を出して、武漢ウィルスの蔓延

阻止に備える態勢を整えた。

宣言発出10日目を前に、正月休暇の効果で

やや新規感染者数が減少いていたが、再び

増加傾向に転じて、15日は発出日の感染者

数に迫る7133人と又もや7000人を超えた。

新規感染者の中で、20~30代の若者層の

比率が高く、年始のお祝い気分に酔う人の

動きの活発化と共に、ウィルスも拡散の

勢いを強めていることが伺える。

専門家が、特に懸念しているのが、1人の

感染者が、何人に感染させるかを表す、

「実効再生産数」が7日の時点より全国平均で

0・1ポイント上昇して1・27となっていることだ。

1都3県の平均では、7日の1・20から1・29と

0・1ポイント近く上昇し、東京都では1・27から

1・21へと減少が見られるものの、神奈川県では

感染者数の増加傾向そのままに1・11から1・45

へと激増している。

千葉県も1.・22から1・42へと1・4を超えて、

東京都から周辺への感染拡大が急速に強まって

いることは明らかだ。

京阪神でも、同じ傾向が見られ、2府1県の

平均値が1・12から1・30上昇している。

今や、対応の遅れがそのままに、感染の拡大が

全国に及んでおり、各地で医療崩壊が叫ばれる

危機的状況に直面している。

強い感染力を備え変異種の感染拡大の懸念も

強まり、今になって改めて世界一の病床数で

国民の不安を取り繕ってきた国の医療体制の

脆弱性への失望感が広がる。

今夏の開催を叫ぶオリ・パラも、昨年末に

諦めた国民の比率が半数を超えたと報じられて

いたが、今や3分の2の人は諦め気分だろう。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし

 健康と安心のメタボへの備えは?









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