今から26年前の1995年(平成7年)1月17日05時
46分に神戸市の南、淡路島の北端を震源とする
Ｍ7･3の地震が発生し、震度6の揺れに見舞
われた神戸市を中心に、死者6,434名、行方
不明3名がでる大きな被害が発生した。
今年もこの日、多くの人が前日から追悼し、
地震への備えの心構えを新にした。
年初から半月あまり、今年も地震のニュースが
いくつも伝わってきている。
1月15日の夜中に、インドネシアのスラウェシ島
南西部のマジェネの北東6Ｋｍ、深さ10Ｋｍを
震源とするＭ6･2の地震が発生し、近接する
西スラウェシ州の州都、マムジュを中心に
速報では49人が死亡し、826人が負傷して入り
おり、被害は更に拡大するとされている。
スラウェシ島では、2年半ほど前の2018年
9月に、マジェネから来た約300Kmのパルを
震源とするM7･5の大地震が発生し、4350人の
死者が出ている。
国内では、同日の午後22時43分、三重県
南東沖約80Km、深さ390Kmを震源とする
M5･3の地震が発生した。
この地震は、伊豆・小笠原諸島付近で東から
西に沈み込む太平洋プレート付近で発生した
深発地震で、地震波を伝え易い太平洋プレー
トによって、揺れは関東地方から東北地方
東部地域を中心に伝わった。
震度2の揺れを、福島県白河市や双葉町、
茨城県水戸市や日立市、栃木県宇都宮市、
千葉県市原市、東京都千代田区大手町などで
観測したほか、震度1を東京都から宮城県に
至る広範囲で記録している。
発生が予想されている南海トラフ巨大地震は
フィリピン海プレートがユーラシアプレートの
下に沈み込む境界付近で発生する地震で、
震源の深さは10kmから40km程度と想定される。
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