厚生労働省の報告では、新規感染者の中から
一部の人を抽出して検体の遺伝子を解析した
結果で、3月30日までの1週間に20の道府県で
合わせて129人が、英国型、南ア型、それに
ブラジル型の変異株感染を確認した。
僅かの抽出例での結果であるから、現実は
相当広範囲に、高い比率で変異株が拡散、
拡大している可能性が高い。
厚労省による変異株感染確認患者数では、
最多が兵庫県の181人で、次いで大阪府の
130人、続いて当初に感染患者が確認されて
いた埼玉県の59人、続いて北海道、神奈川県、
新潟県で30人超の感染者が確認されている。
既に前国34道都府県で確認されており、現在
0人や1人だけとなっている県でも、今後新たな
患者が続出して来ることが容易に想像できる。
4月1日に、[まん延防止等重点措置]適用を
申請した大阪府と兵庫県及び宮城県では
6市が対象と指定された。
日本では、”この程度”となっているが、変異
株が全土に拡散し、蔓延しているフランスでは、
3月31日に、仏大統領が4月3日から4週間、
仏全土をロックダウンすると発表。
3月31日には、新規感染者数が5万9000人を
超え、5000人以上が集中治療室(ICU)で治療を
受けている非常事態となっている。
日本では新規患者数、2000人で大騒ぎなのに
その30倍の規模になればどうなるか。
人口6700万人のフランスで5000人がICUで
治療とするが、人口が2倍近い日本に置き
換えれば1万の患者数となる。
ICU数が人口10万人当たりで4・3床と仏の
11・6床と比べて3分の1ほどの備えがない
現状で、このようなことが起こればどうなるか、
想像するだけでも恐ろしいコロナ地獄となる。
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