14億人の国民の内、農村人口は40%余、建国
時には9割が農民であったから半減以下に。
それだけ、人口は2・6倍に増えたが、その分
生産性の向上で賄ってこられたが、建国時には
食糧の輸入はなかった。
現在、年間1億3000万トンの食糧不足になって
おり、これは2億2000万人の人口を養える量。
日本ほど極端なことはないが、ほぼ15%の人の
食糧を輸入に依存していることになる。
政府が発表する統計の食糧自給率は、毎年95%
だったが2020昨年になって、突如、党中央の
食料増産の号令や習近平の食事で無駄を出すな、
食べ残しをするな、果ては食事客に体重測定を
させて、体重に応じた食事量にすることを
勧める活動までに及んだ。
穀類の不足は、肉食の普及で飼料として
大豆やトウモロコシが大量に消費されるように
なったことや毎年発生する天候の不順、洪水や
かんばつ発生による不作がある。
加えて、農村部の高齢化も深刻化。
一人っ子政策の影響で、農村の働き手不足、
社会保険や医療、教育費などで現金収入が
必要となるための若手の都市部への流出。
更に、地方政府の財政源となる農地の宅地化や
工場用地への転用の加速化、大規模開発。
そこに輪をかけて深刻化させているのが、
化学肥料の過剰使用による土地の硬化や酸性化
などによる劣化が甚だしく単位収量が低下。
また、野放図な工場誘致、建設に伴う排水や
廃棄物によるカドミウムなど化学薬品による
重度の土壌汚染。
2014年の重金属汚染調査では、土壌全体の
16%、農地に限ると19%が深刻な汚染状態に。
これでは、幾ら増産命令を出しても、年々
減産となるだろうし、現実、ここ数年の食糧
生産量は6億5000万トン程度で頭打ちに。
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