世界の半導体ファウンドリー(受託製造企業)の
最大手であるTSMC(台湾積体電路製造)は、
中国との関係を断って米国との関係強化に
動き始めた。
TSMCは、中国国内IT企業などに半導体を
供給しているが、中国国内には工場はない。
一方、韓国系のサムスン電子などは中国国内に
大規模な投資を行っており、引くに引けない。
米国からの、国内投資の打診や中国との絶縁
要請に板挟みになり、結局は日米台の半導体を
巡る新たな連携から取り残されることに。
半導体の受託製造の世界最大企業である
TSMCは、既に米国内での大規模投資を決定。
米国は、前政権時代に中国の大手ファウン
ドリーのSMIC(中芯国際集成電路製造)への
制裁で、車載半導体メーカーは委託先を
SMICからTSMCへ切り替えたために、車載
半導体の流通に世界的な混乱が発生し、生産
中断に追い込まれる自動車メーカーが続出。
中国依存度の高かった韓国の現代自などは
まともに、このあおりを食って生産停止に。
習近平は、「中国製造2025」目標達成に備え
製造技術向上に注力してきたが、そのコメで
ある半導体生産技術向上に関しては、肝心の
半導体製造装置製造技術の蓄積も未成熟で、
大きなネックとなってきた。
TSMCは、米国の先端技術を吸収して微細化や
後工程強化に力を入れており、微細化では
2021年内に、回路線幅3ナノメートルの半導体
生産を開始するとされ、ファンドリー分野では
TSMCがサムスンより一歩前に出て、生産
シェアや技術面での格差を広げると予測される。
韓国、文在寅の頼りのサムスン電子の将来に
落日が迫ってきそうな流れなって来た。
サムスン電子の資本の半分は、海外資本が
占めているとされ、その動きにも注目が集まる。
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