ページ

2021年4月24日土曜日

4月中旬 変異株による第4波拡大が本格化

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
東大寺 大湯屋



蔓延等防止措置が適用されている大阪府では、

4月15日には新規感染者数が1208人に達し、

うち80%以上が変異株が占めている。

東京都も729人と700人を超えたが、変異株が

半数近くになっていると推測されている。

この状態が続くと、実効再生効力が1・32と高い

感染力を備えているため、5月に入ると変異株が

9割ほど占める事態になると予測されている。

WHOによれば、英国型の変異株を検出した

国は、4月13日の時点で132の国や地域に達し、

南アフリカ型が82、ブラジル型が52となった。

このほかにも、WHOの報告書では、[注目

すべき変異株]として、フィリピンや日本で

2021年2月に確認された変異ウイルスや、仏で

2021年1月に確認された変異ウイルスなど

6つを挙げており、それぞれより強い感染力や

ワクチンの効果を弱める免疫逃避の能力を

備えた変異ウィルスが出現している。

これらの変異は、コロナウィルスの表面に

ある突起形状のスパイクタンパク質での

変異によるもの。

スパイクタンパク質は、コロナウイルスの

表面を覆っていて、ヒトの細胞が最初にウィ

ルスと結合するヒト受容体に取り付く。

スパイクタンパク質が、様々に変異する。

東京を始め、関東圏では3月に確認された

感染患者の内、ほぼ3割が[E484K]変異株だと

報告されている。

このスパイクタンパク質のアミノ酸のうちで

484番目のアミノ酸に変異が認められるのが

[E484K]変異ウィルスと呼ばれ、英国や南ア

などで広がったものとは異なるタイプの変異

新型コロナウイルス。

大阪府や兵庫県で猛威を振るう英国型のVOC-

202012/01[B.1.1.7]のほかに、南アフリカ型

501Y.V2[B.1.351]、ブラジル型501Y.V3[P.1]の

3系統が主流となっている。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし

 健康と安心のメタボへの備えは?









0 件のコメント: