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2021年4月27日火曜日

借金だらけの韓国 これからどうする?

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
紅 豊



コロナ禍で、生産も売上も、人の往来も減少し

支援金や医療対策費で国の財政支出が急増

したのは判るし、どこの国も同じ悩みを抱える。

その中で、突出しているのが韓国の借金の急増。

国の借金と家計・企業の借金を合わせた借金

総額が、2020年年間で46兆円、10・3%と

大幅に増加した。

国民一人当たりでは、950万円の負担となる。

日本と異なり、個人資産に備えの乏しい

韓国では、いざという時は国民が直接被害を

被り、路頭に迷うことになる。

家計負債額は、過去10年間で倍増した。

GDPに対する家計負債は103・3%と100%超え。

2015年以降の家計負債増加率は、経済協力開発

機構(OECD)加盟国のうちで最も高いになった。

家計負債の内容も悪いのが問題で、1年以内に

返済する必要のある金額が、主要な先進国に

比べて7倍と非常に高く、借金をして借金を

返す泥沼状態をうかがわせる。

不景気で、税収と勤労所得が減り、借金がまだ

増えざるを得ない経済環境が、2021年度も続く。

現在の政府債務に加え、軍人や公務員に将来

支払う年金を合わせた国家債務は、GDPを

史上初めて上回った。

2020年度のGDPは、およそ187兆円だった。

政府は、雇用対策の拡充に備えて、国家公務員

採用を大幅に増やしているが、このことに

よる年金の負担額増も、重く圧し掛かって来る。

来年度予算額は、現政権発足当時の400兆

ウオン(約39兆円)から、600兆ウオン(約58兆円)

へと5割増になりそうだという膨張ぶり。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし

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