米中間の対立は、経済の分断にまで突き進み
先端産業には欠かせない半導体を巡る争いが
今後の世界経済に大きな影響を及ぼしそうだ。
既に、半導体不足が中国の先端産業を担う
企業にも影響を与え始めたとされる。
先ずは、身近な自動車産業で影響が出ている。
1台の乗用車に何十個もの半導体が使用されて
おり、特に車載用半導体として、供給ルートが
限られて来たサプライチェーンのつながりが
切れた企業は操業が止まる事態になっている。
政界一の半導体国家だと豪語していた韓国が
意外な事態になっている。
生産販売量が第2位のサムスン電子は、車載用
半導体製造の能力を備えておらず、自給率は
僅か2%に止まり、98%が輸入に依存していた。
電子装置制御用の半導体であるMCU(マイクロ
コントロールユニット)のような車の心臓部の
重要部品については、韓国国内にサプライ
チェーン自体がないと韓国自動車研究院が指摘。
乗用車1台に、40個程度のMCUが使用されるが、
MCUの世界生産量の70%をファウンドリー
(受託生産業者)である台湾積体電路製造
(TSMC)が生産し、供給している。
現代自は、TSMCからの供給が止まり、蔚山
などにある主力工場の生産がストップしている。
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