福島第一原発における汚染水処理対策では
原子炉本体から漏出する汚染水のみならず
原子炉設置場所に、山手から流れ出てくる
地下水の汚染防止に備えて凍土壁を設けて
海側に抜ける地下水の汚染防止対策も行った。
汚染水は、ALPS(アルプス)を稼働させて
汚染水から62種類の放射性物質を除去して、
規制基準値以下にし、除去できないトリチウム
(H-3,三重水素)だけが残っている。
トリチウムは、自然界にも存在し、ヒトなど
動植物は飲料用水にも含まれているため、
日常的に体内に取り込んでいるが、蓄積される
ことなく、直ぐに体外に排出されて、健康が
深刻に脅かされた事例もない。
WHOの示す飲料水水質ガイドラインの濃度は
1万ベクレル/リットルとなっている。
福島第一原発から、海洋放出される処理済み
汚染水の濃度は、1500ベクレル/リットル以下。
これを韓国は、危険だとして猛反対している。
2019年4月、韓国月城原発3号機のタービン
建屋下部の地下水排水路の水から、1リットル
当たり71万3000ベクレルのトリチウムを
韓国水力原子力と原子力安全委員会が検出。
2013年以降、1,2号機の原発敷地内全域の
地下水観測井から高濃度のトリチウムが検出
されていたにも拘らず放置してきた。
そして、観測井は全て原発区域内にあるため、
原子力法上、外部流出といえる[環境放出]とは
ならないとして、公開せず隠蔽。
地下水だから、敷地内に止まっているはなく
区域外にも流出していることは常識。
2019年10月、韓国政府が全国の地下水の水質
調査の結果を発表したが、飲料水に使用されて
いる地下水が、76地点で多くの放射性物質や
ウランを検出し、中には基準値の30μgの
157倍のウランを含んだ地下水も存在。
2018年2月、平昌五輪の選手村周辺の飲食店
などでノロウィルス集団感染が多発し大問題に。
原因は、垂れ流しトイレの急改造で汚染されて
いる地下水が水道水に流入していたのが原因。
先ずは、自国民の安全と対策をすることだ。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
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