中国の気象当局は、寒気の影響で14日から
15日にかけて隣国のモンゴルなどで巻き
上げられた砂が拡散し、中国北部の広い
範囲で黄砂が発生したと発表。
北京でも、飛来した黄砂で視界が非常に
悪い状態となっていて、中国の気象当局は
過去10年で最大規模だとしている。
北京市では、15日午前、街全体が黄色く
かすみ、市民たちがマスクを着け、車は
ライトを付けて走行、北京の2つの空港では
約400便が欠航に。
また、大気汚染度では黄砂でさらに悪化し、
特に危険が大きいとされる微小粒子状物質
[PM2・5]は15日には、1m3当たり最大で
655μgに達し、世界保健機関(WHO)の
危険基準値の25を遥かに超えた。
また、粒子の大きい大気汚染物質[PM10]の
濃度も1m3当たり8100μgを超えた。
砂嵐の発生したモンゴルの乾燥した砂漠
地帯では、最高風速40m/sの砂嵐で10人が
死亡し、一時590人が行方不明となった。
発生源のモンゴルでは、過去60年間に平均
気温が2・1度ほど上昇しており、国土の80%が
砂漠化し、全域が黄砂発生地になったという。。
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