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2021年3月31日水曜日

進む砂漠化 中国では人工降雨を本格化

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
キ ン カ ン



地球上の陸地面積の19億ha〜34億ha、全体

比で約20%~25%が降雨量が極端に少なく、

砂やがれきで植物が育たない砂漠だとされる。

また、砂漠化は毎年進んでおり、四国と九州を

合わせたほどの面積が砂漠化しているという。

植物が育たない年間降雨量が250mm以下の

土地とする定義で見ると、世界最大の砂漠は

南極大陸で、2位が北極圏となるとあるが、

一般のイメージでの最大の砂漠はサハラ砂漠。

アフリカ大陸3分の1を占める900万Km2の

面積、日本の国土の24倍以上の広さ。

毎年日本は、中国から飛来する黄砂に悩ま

されているが、この黄砂を中心とする砂塵が

西方から押し寄せ、北京市の数10Kmの地点

まで砂漠化が進んでいる。

中国本土では、砂漠化した土地と荒廃地の

土漠地が全土の4分の1を占め、その面積を

毎年拡大し続けている。

その主な原因は、気候変動によるだけでなく

主として、無秩序な開拓や伐採などによる

自然破壊と過密な放牧、水源開発などだ。

中国は、砂漠化の進展阻止に備えて、人工

降雨実験を繰り返し、実績を積み重ねて来た。

2020年12月には、日本の面積の15倍の国内

550Km2を対象とした気象制御を本格化させ、

人工降雨による砂漠化阻止に乗り出している。

だが、人工降雨はある程度までに発達した

雨雲が存在していることが必要で、人工

降雨で得られる雨量は、本来の自然降雨量の

1割程度を増加させるにとどまるとされる。

先ずは、環境保全と環境の改善に取組むべき。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし

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