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2021年3月13日土曜日

乱開発でアジアの大河が脅威に

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
カンアヤメ




世界一のダム王国、中国、今ではダム建設も

輸出商材の一つ。

しかし、常に危険と不安、環境破壊がセットに

なっている商材でもある。

2020年には、世界最大の三峡ダムの崩壊が

現実化しそうな局面にまで危機が迫った。

中国は、下流に住む人々の安全も生活も考慮

せずに利益追求の対象として建設を進める。

11の巨大ダムの建造が進められているメコン川

では、2019年に下流の流域地域に深刻な

干ばつをもたらしたが意に介さない傲慢な対応。

生活圏内での環境破壊をもたらす河川管理

専門家は注意を促している。

ヘドロを貯め込むだけの無駄な堰の築造や

排水流路の埋め立て、更にはごみ投棄なども

氾濫や環境破壊に結び付く。

2021年2月7日、インド北部ウッタラカンド州

チャモリ地区タポバンで、氷河崩壊による

土石流がガンジス川の支流のダウリガンガ川

流域で発生し、数十人が死亡し、約150人が

行方不明になる大事故が発生した。

原因は、温暖化による氷河の崩落が原因で、

2019年の調査研究の発表では、ヒマラヤの

氷河が今世紀に入ってから、それまでの25

年間に比べて2倍の速さで溶解が進んでいる。

シンガポール地球観測研究所は、氷河が減少

すると、流域で事故が起きる危険性が増大

する以外に地域の飲用水や農業用水が不足

する結果に結び付くと指摘している。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし

 健康と安心のメタボへの備えは?









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