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2021年3月9日火曜日

火星の生命の痕跡 バイキングが見つけていた

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
別火坊 東大寺



1976年にNASAが送り込んでいた火星無人

探査機「バイキング」は、火星の土壌に

有機物が含まれているかどうかを調べる

実験を行っている。

実験では、火星の大地上に栄養素を置いて、

もし栄養素を摂取する生命が存在していれば、

代謝によって生じるガスの痕跡が残るので、

放射線測定器でガスを検出することにより、

生命の存在を確認することができる。

ガスを検出した場合、それが生物反応だった

ことを確認するため、そこにいた生命を殺す

目的で土壌を加熱後に同じ実験を繰り返した。

最初の実験で検出された反応が、2度目の

実験で検出されなければ、そこには生物の

力が作用していることになる。

この実験では、その通りの結果が出たという。

しかし、それ以外の実験では有機物は発見

できず、NASAがこの実験結果を研究室で

再現することもできなかったため、NASAは、

地球外生命体の痕跡ではなく、未知の化学

反応による誤検知だったと結論付けた。

だが、その後の火星探査機には、この結果を

追跡調査する生命検出装置を搭載していな

かったので、火星上の生命の存在の有無は、

確認されずに、可能性だけが残されて来た。

2月18日に、火星に到着した探査機「パーサ

ビアランス」には、生命存在確認に備え

大きな期待と使命が課せられている。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし

 健康と安心のメタボへの備えは?









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