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2021年3月11日木曜日

ワクチン王国インド 中国を圧倒 

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
塔頭の紅梅



余り一般的には知られてはいないが、インドは

世界でもトップクラスの製薬王国であり、今

注目を集めているワクチンに関しても同様だ。

インドは、世界のワクチン生産の約6割を

生産する能力を備えており、それを担っている

のが、民間企業のインド血清研究所(SII)。

SIIは、1966年に個人が創業し、現在では

ポリオ、ジフテリア、破傷風、百日咳、肝炎、

BCG、ヘモフィルスB型、麻疹など多様だ。

WHOの認定を受けた各種のワクチンが、世界

170ヶ国に輸出され、人々の命を救っている。

中国は、東南アジアやアフリカ諸国、一帯

一路の関係国を相手に、ワクチンの売り込みに

余念がないが、インドも中国に対抗すべく

ワクチン供給に力を注いでいる。

最近では、SIIは英国アストラゼネカの

ワクチンを1日に数百万回分の単位で生産し、

米ノババックスが開発したワクチンを最大

10億回分の生産を計画している。

WHOが主導する世界ワクチン配布計画

「コバックス」の大半を占める見通し。

今年1~6月期で2億4000万回分の出荷を見込む。

インドは、現在国内向け供給量の3倍の量を

輸出に回し、WHOのコバックスに協力している。

中国は、国内優先、海外は金儲け優先だ。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし

 健康と安心のメタボへの備えは?









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