余り一般的には知られてはいないが、インドは
世界でもトップクラスの製薬王国であり、今
注目を集めているワクチンに関しても同様だ。
インドは、世界のワクチン生産の約6割を
生産する能力を備えており、それを担っている
のが、民間企業のインド血清研究所(SII)。
SIIは、1966年に個人が創業し、現在では
ポリオ、ジフテリア、破傷風、百日咳、肝炎、
BCG、ヘモフィルスB型、麻疹など多様だ。
WHOの認定を受けた各種のワクチンが、世界
170ヶ国に輸出され、人々の命を救っている。
中国は、東南アジアやアフリカ諸国、一帯
一路の関係国を相手に、ワクチンの売り込みに
余念がないが、インドも中国に対抗すべく
ワクチン供給に力を注いでいる。
最近では、SIIは英国アストラゼネカの
ワクチンを1日に数百万回分の単位で生産し、
米ノババックスが開発したワクチンを最大
10億回分の生産を計画している。
WHOが主導する世界ワクチン配布計画
「コバックス」の大半を占める見通し。
今年1~6月期で2億4000万回分の出荷を見込む。
インドは、現在国内向け供給量の3倍の量を
輸出に回し、WHOのコバックスに協力している。
中国は、国内優先、海外は金儲け優先だ。
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