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2022年4月16日土曜日

上海市 10日以上も続く封鎖 食料不足が深刻

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
エ ド ヒ ガ ン 桜



2年前の2020年4月、年初から始まったコロナ

(武漢)ウィルスの感染拡大も、武漢市を始め

主要都市封鎖が効果を挙げて収まりを見せた。

パンデミックで苦しむ欧米を他所に、中国は

いち早くマスクを始め医療機器の生産拡大で

荒稼ぎをし、濡れ手に粟の金儲けに勤しんだ。

2年後、苦しんだ欧米各国は、ウィズコロナ

政策の下、順調に経済回復を成し遂げつつある。

他方、頑なに初期に成功した都市封鎖政策に

固執し、習近平はゼロコロナ政策と位置づけて

唯一の防疫政策の柱だとして強行し続けている。

3月下旬から始まった、強い感染力を備えた

変異株のオミクロン株による感染拡大で、

3月28日から上海市をロックダウン。

当局の疾病予防専門家は、人口2600万人の

大都市でも、2~3日間に複数回のPCR検査を

実施すれば、理論的には10日から2週間以内に

コミュニティーレベルでの感染者をゼロに

することが可能と豪語。

だが、封鎖解除予定の4月5日になっても、新規

感染者数は増加の一途で、解除は無期延期に。

上海市当局は、14日間感染者が発生しなかった

地区は一定の条件付きで外出を認める。

だが、7日以内に感染者が発生した地区は

引き続き封鎖する。

7日間感染者が発生しなければ、敷地内の

移動に限って認めるとしている。

だが、この条件が満たせるどころか、4月9日の

新規感染者数は、2万4943人も確認され9日

連続で過去最多を更新し続けている。

感染が確認された市民は強制的に隔離施設に

入れられて管理されるが、3月中旬ごろからの

隔離者の急増で、忽ち急遽準備した体育館

などの施設は埋まり、今ではバスで12時間も

運ばれて、場所も不明の施設に3人一組で

小さな部屋に押し込められているとの情報も。

特に、深刻なのは上海市内の食糧事情で、3月

中旬からの居住区の封鎖で、既に20日以上も

閉じ込められ、食料の支援は1度だけとか、

2回だけで食べ物がないとの訴えが急増。

このままでは、餓死してしまうとの訴えも。

上海市内の西部地区では、耐えきれなくなった

市民が続々と外に出て、食糧を寄こせ、との

デモも発生しているとの報道も。

当局者は、全力で食糧を届けるとして詫びるも

流通関連従事者も封鎖地区居住では外出も不能。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし  

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