中国では、強い感染力を備えたオミクロン株の
侵入で、全国が席巻され45の都市で外出制限や
ロックダウンが実施されているという。
コロナウィルスの感染の実態を隠蔽し続けて
いる中国当局も、全土に拡散してしまって
隠すに隠されず、このところの新規感染者数の
公表数が3万人とか4万人台と急増している。
これもウィルス感染の蔓延は、地方政府の
幹部の責任が問われることから、無症状者は
カウントしないなど、相当削減された数字だ。
元々、効かないワクチンであるため3回接種を
しない限り効果は期待できないとされる。
さらに、香港や上海では高齢者人口が多く、
相当数の重症者や死者が出ていると予測され、
蔓延化が進むにつれて、接種が進んでいない
地方にも拡散して、混乱が広がるとされている。
ロックダウンによる経済への影響も甚大で、
第1・四半期の国内総生産(GDP)は前年比
4・8%増に止まり、年間目標の5・5%を大きく
割り込んでいるが、今後更なる消費を中心に
した悪化が避けられず、GDPの伸び率も4%台
前半の予測の下方修正も。
特に、これまで中国の経済の伸びを支えて来た
輸出に世界経済の変調などによる大きな
減速が見られるうえ、ゼロコロナ政策に伴う
消費活動の減少で消費の伸びが大きく減速。
一部には、ゼロコロナ政策の緩和や見直しを
求める声が出てはいても、習近平は許さない。
上海市で、1週間ロックダウンを行えば、
3兆7000億円余の経済損失が出るとの試算も
あり、既に3週間にもなるので11兆円超の損失。
だが、習近平はゼロコロナ政策は、科学に
基いて大局的に下された決断によるものとし、
この政策を曲げてはならぬと一顧だにしない。
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