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2022年4月18日月曜日

富士山噴火時の溶岩流 3時間の範囲に11万人

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
ヤ マ ザ ク ラ



富士山噴火時の避難計画を検討している静岡、

山梨両県などの[富士山火山防災対策協議会]は

3月30日に中間報告を公表した。

2021年の富士山噴火のハザードマップ改定で

溶岩流が短時間で到達すると想定される範囲が

広がったことを受けて、安全で迅速な避難

方策を検討た結果、市街地では、車ではなく

原則徒歩での避難を求めることとした。

協議会の避難計画は、各自治体が作成する

防災計画の基礎となる。

中間報告では、ハザードマップ改定で噴火から

3時間以内に溶岩流が到達する地域の推計

人口が、これまでの約1万6000人から約11万

6000人と約7倍に膨らんだことが明らかに。

市街地では車で一斉に避難すると深刻な渋滞が

発生するとして、歩く速度より遅いとされる

溶岩流からの避難は原則徒歩とするとした。

避難に支援が必要な人にのみ、車による避難を

優先させる方針。

山間地域での避難では、来るかの方が有効な

場合があるので、地域の実情に応じた避難

行動を考える方に要請。

協議会は今後、被害が広範囲に及ぶ火山灰への

対策の検討も進め、最終報告をまとめる方針。

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