政府の地震調査委員会は、3月25日、日向灘と
南西諸島海溝周辺で今後30年以内に起きる
可能性がある地震の長期評価を公表した。
M7級の規模の地震について、日向灘での
発生確率を80%、沖縄の与那国島周辺は90%
以上と非常に高い評価となった。
両地域とも、発生確率は[不明]としながらも
M8程度の地震が起きる恐れがあるとしている。
また、南西諸島海溝周辺では、1771年に
約30mの大津波が先島諸島を襲った[八重山
地震津波](M7・4)の地震のように、M8級の
地震では想定される以上の規模の津波に
襲われる可能性もあるとする。
今回評価した地域に隣接した東海―九州沖の
南海トラフでは、今後30年以内にM8~9級の
巨大地震が70~80%の確率で発生すると
考えられている。
また地震調査委は、鳥取―長崎沖にある
日本海南西部の海底活断層で起きる地震に
ついても長期評価を公表した。
海底の活断層は陸域に比べて調査が難しく、
長期評価の公表は初めてのこと。
M7以上の地震が30年以内に起こる確率は
8~13%としている。
日本海南西部の海底活断層の東部には、この
海域で最大となる長さ94Kmの伯耆(ほうき)沖
断層帯があり、M7・7~8・1の地震が起きる
可能性があるとしている。
M7以上の地震が30年以内に起きる確率は
東部が3~7%、中部が3~6%、西部が1~3%。
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