9月23日9時に室戸岬の南約300kmで発生した、
台風第15号(タラス)は、北へ毎時20kmで進んだ。
同日15時現在、室戸岬の南南東約170kmにあり、
中心気圧は1000hPa、中心付近の最大風速は
18m/sと小さく、引き続き北へ毎時25km進む。
24日3時には尾鷲市の東南東約70kmに達して、
同日9時には東海道沖で温帯低気圧になった。
15時には、石廊崎の西約30kmと本土に接近後、
沿岸に沿って房総沖を北上した。
この台風の接近により、愛知県や静岡県では
線状降水帯が発生し、特に静岡県では長時間に
わたり、記録的な大雨となり洪水が発生した。
静岡市で、24時間降水量416・5ミリを観測。
これは、9月の1ヶ月分の降水量の約1.5倍の量。
24日午前6時までの24時間降水量の日最大値が、
静岡市で416.5ミリとなり、その他県内各所で
観測史上1位の値を更新した。
台風第15号(2215:タラス)は、寿命が1日と
今年発生した台風の中で、台風である期間が
最も短い台風となった。
このほか、今年では台風2号(メガ)が1日6時間、
6号(トラセス)が1日9時間、7号(ムラン)が
1日18時間、など寿命が1日そこそこの台風が
既に4個発生している。
これは、海水面温度の高い地域が日本列島の
近くにまで北上して来ており、そこで発生した
台風が、勢力が強くなる前に列島近くの海水面
温度の低下や上陸で急速に衰えたことによる。
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