2023年2月から、気象庁は超高層ビルを
ゆっくりと揺らす[長周期地震動]について
緊急地震速報の発表の対象に加える。
[長周期地震動]は、大きな地震の際に発生し、
揺れの地震動が衰え難くいため、震源から
離れた地域でも、超高層ビルをゆっくりと
大きな周期で揺らすのが特徴。
気象庁は、2000年以降に、立っていることが
困難になるほかキャスター付きのオフィス
機器などが大きく動き、不安定なものは倒れる
ことがある[階級3]以上の長周期地震動を伴う
地震は、2011年3月の東北地方太平洋岸地震に
加え、2004年の新潟県中越地震や2016年の
熊本地震など合わせて33回観測されている。
2011年の東日本大震災では、震源から遠く
離れた東京や大阪の超高層ビルも大きく揺れて、
揺れ幅は最大で2メートルに達した。
エレベーターが止まったり、壁や天井が崩れ
たりする被害が出たほか、家具やオフィス
機器が転倒や移動するなど、超高層ビルの
屋内の危険性も明らかになった。
国土交通省によりますと、高さ60mを超える
超高層ビルは全国に数千棟あり、東京都内を
中心に年々増加していて、高さ200mを超える
オフィスビルの建設も相次いで予定されている。
2021年時点で、20階以上のタワーマンションが
全国で1427棟存在し、うち3割余が東京に集中。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
0 件のコメント:
コメントを投稿